月に一度、失業認定に通うハローワークで
「あら!久しぶり!元気?こんなところで会うなんて!どうしてる?」
合唱団の仲間とバッタリ。
病気治療で自主退職した私の話を聞いて
「あれま、もったいない。続けてればよかったじゃない。」
でもね、手術後すぐに復帰できるかどうかわからなかったし
できたとしても
体をいたわりながらゆるゆると仕事をするなんて
私の性分じゃ、できないのよね。
他の職員の負担だって増えるわけだから「借り」を作りたくないし。
仕事が回らなくなれば臨時職員を雇うわけだけど
産休明けに復帰したかった人よりも
彼女の留守中に雇われた臨時バイトの継続を会社は選んだから。
「組織ってそういうもんだよね。うちも同じようなもんだわ。」
合唱団の彼女は福祉事業所の正職員だった。
遠方に住む親の介護に行き来する時間が増え、一ヶ月の介護休暇をとったところ
復帰したら元の自分の机に臨時職員がいて
実質上、居場所がなくなっていたそう。
「仕事も若い新人の方が飲み込みも速く体もよく動くしね。
それ見てたら、もう辞めた方がいいなって思ったの。」
祖母が亡くなった時に母が世代交代のたとえ話にユズリハを登場させてたっけ。
春に枝先に若葉が出たあと、前年の葉がそれに譲るように落葉することから
その様子を、親が子を育てて家が代々続いていくように見立てて縁起物とされ
正月の飾りや庭木に使われる。
Wikipediaより。
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